兵庫県宝塚市・長尾山古墳

猪名川流域最古の前方後円墳と判明


兵庫県宝塚市山手台 長尾山古墳第1次

2007年9月22日 現地説明会/大阪大学文学研究科考古学研究室

 長尾山古墳は、宝塚市東部の長尾山丘陵上に位置し、未調査のため、実態がほとんど不明でした。猪名川流域の首長墓の変遷を調べる基礎資料を得るため、今年度から調査が開始されました。墳丘裾に設けられたトレンチのうち、くびれ部で葺石が良好に残っていて、円弧を描いていたため、前方後円墳とわかりました、また、前方部端にも葺石の基底石が残っていて、全長38mと推定できます。テラス面では埴輪の底が原位置で残っており、築造時期としては、東殿塚、玉手山3号墳と同時期の四世紀初頭と考えられ、猪名川流域では最古の前方後円墳であると判明しました。

 

前方部から後円部

後円部寄りのくびれ部トレンチ、円弧を描いていた

前方部寄りのくびれ部トレンチ

前方部の端、基底石がほとんど露出していた


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