一生一度の幸運です。前期前方後円墳の未盗掘粘土槨現る


兵庫県宝塚市山手台東1丁目4-424・長尾山古墳

 2010年10月16日 現地説明会/大阪大学考古学研究室・宝塚市教育委員会

 宝塚市史跡・長尾山古墳は2007年度からの調査で猪名川流域最古の前方後円墳と判明しました。2010年度は、北側クビレ部と後円部墳頂を調査。クビレ部から斜面の葺石と、テラス面の円筒埴輪列を良好に検出。墳形が確定し、後円部が二段築成であることがわかりました。後円部墳頂からは8.9m×5m×2mの巨大な墓坑と6.7m×2.7m×1mの粘土槨を検出しました。粘土槨は礫敷の上に良質の粘土で造られていて、腐った木棺の跡が陥没している以外は完存しており、当然未盗掘です。今後、内部の調査が待たれます。でも、粘土槨って調査イコール破壊なんですよ。ぜひ、慎重に御願いしたいですね。

北側くびれ部の葺石とテラスの円筒埴輪列

完存していた粘土槨

腐った木棺の分だけ陥没している

粘土槨の下の礫敷


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