鹿児島県長島町南部

 


小向江古墳(1号墳) 【町史跡】

 九州本土の阿久根市から黒之瀬戸大橋を渡って長島に上陸し、分岐路から県道47号線に入って3kmほど北上。途中から加世堂集落へ下っていきます。集落に入り、入り江の奧の消防団倉庫の前に標識があります。昭和59年に近くの急斜面の崖工事で3基の古墳が発見されましたが、現地保存が困難なため、最も保存の良かった1号墳の石室が現在地に移設されました。内側の長さ1.25mの地下式板石積石室です。六世紀頃の築造です。

石室を移設保存

郷土館に移設された地下式板石積石室


加世堂古墳 【県史跡】

 長島町山門野3342、小向江古墳の前から入り江を東へ回り込むように1kmほど南下した先の山林内にあり、道沿いに標識が出ています。墳丘は安山岩の礫で築かれていて、帆立貝式古墳とされていますが、後円部径7m、全長8.4mしかありません。横穴式石室は玄室長2.5m、幅1.5m、奥壁には巨大な鏡石を据えています。復元前の写真と較べると、玄門付近はかなり創ってるような気もします。七世紀初頭の築造です。

調査時の石室

石室正面


渕ノ尻古墳 【町史跡】

 長島町田尻字堂ノ上、長島の南端、国道389号線をヤマト運輸のところで南へ曲がり、真南へ200mほどの集落内にあります。崖っぷちに小型の横穴式石室が露出しています。角張った袖石を立てた両袖式で、玄室は正方形のプラン。床面には石障と思われる板石の仕切が残っています。

石室正面、後ろは崖

石室後ろから

玄室奥壁

床面の仕切


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