鹿児島県長島町指江古墳群 【県史跡】
長島町指江、町役場指江庁舎西の海岸にある防風林の中に保存されています。約140基からなる群集墳で、墳丘はなく、海岸の石を積み上げた竪穴式石室だけで構成されていますが、横穴式石室を簡略化したものとも考えられています。
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石室の番号は概ね北側から順に並んでいます。規模は大小混在していますが、海岸の割には保存状態の良いものが多くあります。
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16号墳の石室は平石を積んでいます。20号墳は側壁が胴張り状で、横穴式石室っぽいです。
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25号墳は超小型の石室です。28号墳は、羨道の先に玄室があり、閉塞石も認められます。どう見ても横穴式石室です。
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30号墳は良好に残っていて、床面に仕切り石が設けられています。
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海岸寄りの薮の中にも、小型の石室が密集しています。
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海岸寄りの薮の中の小型の石室群は、埋もれた状態のものが多いですね。
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50番台になると、あまりまともな状態の石室はありません。確認できたのはこのあたりまでです。
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