兵庫県上郡町・中山古墳群

13、15号墳は、一つの最古級前方後円墳でした。


中山古墳群(兵庫県上郡町高田台古墳公園内) 現地説明会2008年6月21日

 上郡町教育委員会

 中山古墳群は住宅開発でほとんどが破壊され、1、13、14、15号墳だけが保存され、県史跡に指定されています。史跡整備の資料を得るため、三年計画で発掘調査が行われ、今年が最終年度になります。今回の調査では、これまで2基の円墳と思われていた隣接する13、15号墳が、1基の前方後円墳であることがわかりました。しかも、前方部(旧15号墳)はバチ形に開いており、丘陵頂上に立地する点からも、推定全長57mの播磨最古級の前方後円墳である可能性が出てきました。また、隣接地から新たに17号墳が発見されました。

前方部(元15号墳)から見た後円部

後円部墳丘二段目裾の列石

検出されたくびれ部

新発見の17号墳


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