岐阜県岐阜市・中屋敷遺跡

幻の岩田古墳群を発見


中屋敷遺跡(岐阜県岐阜市岩田西) 

 現地説明会2008年11月1日/財団法人教育文化財団文化財保護センター

 国道156号線バイパス建設に伴う事前調査で、岩田西遺跡、中屋敷遺跡が調査されました。中世の水田、住居、墓地跡がまとまって見つかった中で、中屋敷遺跡から古墳を1基検出しました。径12mの円墳で、横穴式石室が比較的良好に残っていました。現存長5.6m、幅2.2mの無袖式で、奥壁には鏡石を据え、玄室は胴張り状、この近辺では大きな規模です。岐阜市史には、岩田古墳群7基が存在したと記載されていますが、今回発見されたのは、その内の1基と思われます。

石室正面から

右側壁、横のラインが揃ってます


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