奈良県桜井市・双築古墳

4世紀後半、権力者の円墳


●奈良県桜井市谷 双築古墳

●2003年2月1日 現地説明会/(財)桜井市文化財協会

 直径30m、4世紀の円墳です。墳頂部に2段式墓壙があり、粘土槨にくり抜き式木棺が納められていました。棺の南端と北端には多量の赤色顔料が塗られています。すそ部分に6世紀前半の竪穴式石室3基を検出、また隣接して2号墳の一部も発見されました。

主体部

出土した鉄製品

墳丘裾の竪穴式石室群

2号墳、手前が周溝跡、向こうが主体部


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