宮城県名取市東部


雷神塚古墳

 名取市下増田、仙台空港アクセス線・美田園駅東の県道10号線沿いにあります。径30m、高さ5mの円墳で、二段築成。周溝が巡っていました。

 


毘沙門堂古墳 【市登録文化財】

 名取市杉ヶ袋字前沖54、上記の雷神塚古墳から県道を南に進み、増田川をわたったところにあります。径50m、高さ8mの大型円墳ですが、墳丘の南側が張り出しており、帆立貝式古墳の可能性もあります。出土した埴輪は五世紀中頃のもので、窯で焼成されていました。墳丘上は本寿院の境内となっています。

 


飯野坂古墳群 【国史跡】

 名取市飯野坂五丁目・名取が丘一丁目の愛島丘陵北東端部に築かれた前方後方墳5、方墳2基からなり、史跡範囲外にもかつて2基の古墳がありました。大型の古墳が集中しており、四世紀末〜五世紀にかけて連続して営まれた首長墓群と考えられます。

 

 観音塚古墳

 全長63m、後方部幅30m、前方部幅23mの前方後方墳で、前方部を南東に向けています。葺石、埴輪は見つかっていません。

 

 観音塚北1・2号墳

 観音塚古墳の北側に観音塚北1、2号墳が並んでいます。1号墳は一辺14.4m、2号墳は一辺14.2mの方墳です。

 山居古墳、山居北古墳

 観音塚古墳の西側斜面に平行するように山居古墳があります。全長60m、後方部幅30m、前方部幅30mのほぼ同規模の前方後方墳で、周囲を道路と住宅に囲まれています。さらに北側の斜面に山居北古墳があります。全長42m、後方部幅20mのやや小型の前方後方墳です。

山居古墳

山居古墳、後方部から前方部

山居北古墳

 宮山古墳

 古墳群のほぼ中央、道路沿いの林の中にあります。全長70m、後方部幅35m、前方部幅25mの前方後方墳で、前方部端があまり開いていません。

後方部

前方部から後方部

 薬師堂古墳

 南東端にある全長68m、後方部幅35m、前方部幅21mの前方後方墳です。南側にあった方墳の山囲古墳は唯一の後期古墳でした。

 


雷神山古墳 【国史跡】【管理人推薦】

 

 名取市植松、飯野坂古墳群の南1km、愛島丘陵の東縁に築かれた全長168m、後円部径96m、高さ12m、前方部幅96m、高さ6mの前方後円墳で、東北地方では最大規模です。墳丘はほとんど地山を削りだして築かれた三段築成で、葺石、周溝が確認されています。主体部は未調査ですが、出土した壷形埴輪から四世紀末〜五世紀初めの築造と考えられています。飯野坂古墳群に次ぐ首長墓と思われますが、墳形、規模とも大きくグレードアップしており、仙台平野を支配する強大な権力を有する被葬者が想定されます。現在、隣接する小塚古墳とともに、史跡公園として整備されています。

  後円部から前方部

小塚古墳 【国史跡】【管理人推薦】

 名前は小塚ですが、雷神山古墳の北に隣接する径54m、高さ6mの大型円墳です。三段築成で、一段目は地山を削り出しています。周溝が巡っています。

  


<ホームへ戻る>

 

inserted by FC2 system