陵墓参考地にまたまた上陸


大阪府堺市北区・ニサンザイ古墳

 2012年12月1、2日 現地見学会/宮内庁・堺市教育委員会

 百舌鳥古墳群のニサンザイ古墳(東百舌鳥陵墓参考地)が護岸工事に先立って、宮内庁・堺市教育委員会により発掘調査されました(周濠は堺市の管理)。後円部、前方部、クビレ部、造出しの裾部が調査され、円筒埴輪列、葺石が良好な状態で出土。全長が300m以上となり、渋谷向山古墳を抜いて7位の大きさとなりました。また、祭祀に使用されたと見られる須恵器甕、ミニチュア土器、形象埴輪が出土。これらは五世紀後半のものと見られます。

仮設橋を渡って、北側クビレ部へ上陸

造出しトレンチ、埴輪列と須恵器甕

造出し、手前がクビレ部

後円部トレンチの円筒埴輪列と二段目葺石


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