愛知県北名古屋市(旧西春町)・岩倉市・稲沢市・愛西市・清須市(旧清洲町)の古墳


北名古屋市(旧西春町)

 ◆高塚古墳

 北名古屋市指定史跡。旧西春町鍜治ケ一色字襟755にあり、五世紀前半の径40mの大型円墳で、造り出しが付きます。県内では八幡山に次ぐ大きさです。甲冑形埴輪が完形で出土しています。

 


岩倉市

 ◆新溝古墳

 岩倉市指定史跡。本町宮西、岩倉駅の北1kmにある新溝神社の社殿下にあり、円墳と思われます。社殿の新築時に石室の石材が発見され、古墳と認識されました。このときの石材は現在神社階段の台石と、末社の拝石、本殿横の磐座となっているそうですが、どれなのかよくわかりません。一部破壊されましたが、石室は未調査のため、現在も社殿下に埋まっています。

 

 ◆七面山古墳

 岩倉市八剣町の北端、名神高速のすぐ南の住宅街の中にあり、市内では唯一古墳らしい墳丘が残った古墳です。現状で径5mくらいですが本来は径10mほどの円墳だったと思われます。六世紀の築造と考えられています。

 


稲沢市

 ◆大塚古墳

 市指定史跡。稲沢市大塚南一丁目の性海寺にあり、歴史公園となっています。径40m、高さ5mの中期の大型円墳で、幅7m、深さ1mの周溝が巡っていました。墳丘の上部は鎌倉時代に少し盛り土されています。

 


愛西市

 ◆奥津社古墳

 旧佐織町千引町屋敷36、墳丘上に奥津神社の社殿が建っています。四世紀中頃の径25mの円墳で、神社に古くから伝わってきた三面の三角縁神獣鏡(県文化財)が、この古墳から出土したと考えられています。

 

 ◆姥ヶ森古墳

 愛西市町方新田の国道155号線の町方新田交差点のすぐ南にあり、現在、姥ヶ森社の境内となっています。墳丘は完全に削平されていますが、1935年に村人が発掘し、石組みや須恵器が見つかったと記録されています。小さな祠が建つ基壇や、境内のあちらこちらに巨石があり、石室材ではないかと思われます。

国道沿いにある

巨石を使用した基壇


清須市

 ◆検見塚古墳

 旧清洲町朝日の国道22号線と302号線の交差点にあります。この交差点は名二環の清洲東ICも重なっているので非常に複雑な構造になっていて、そのほぼ中心に古墳が保存されています。しかし、大きな問題が一つあって、現在、古墳には近づくことができません。危険を覚悟で車道を進めば、何とか行けそうですが、交通量がすごく多く、また、めだつので警察に通報されそうで、接近は断念しました。現状では径10mの円墳ですが、調査の結果、周溝が巡る径35mの大型円墳と判明しました。

 


あま市

 ◆二ツ寺神明社古墳

 あま市二ツ寺の神明社境内にあります。全長80m、後円部径45mの西向きの前方後円墳ですが、後円部の南、東が削られ、墳丘上に社殿が建っていて、くびれ部にも社が建っています。前方部は低く、形も不明確なため、円墳とする考えもあります。

後円部

後円部から前方部


<ホームへ戻る>

inserted by FC2 system