群馬県沼田市の古墳


奈良古墳群 【管理人推薦】

 

 市史跡。沼田市奈良、沼田ICの北1km、奈良大橋を渡った薄根川北岸の河岸段丘上に分布する群集墳で、元59基ありましたが、現存16基です。すべてが径20m以下の小円墳で、六世紀中頃の無袖式石室から八世紀初頭頃の玄門をもつ両袖式石室まで継続的に築かれています。一部の古墳は横穴式石室が良好に残っていて、現在史跡公園として整備中です。

1号墳

1号墳玄門、奧から。天井石が1枚抜かれている

2号墳

2号墳玄門、奧から。扉石が残る

3号墳

3号墳玄室奥壁

4号墳、入口は埋没し、やや崩壊

4号墳玄室奥壁

5号墳、石材が露出し、内部はほとんど埋まっている

6号墳、天井石が露出、河原石の葺石が全面に残る

7号墳、もっとも保存状態が良い

7号墳、石室正面

7号墳、玄室奥壁

7号墳、奧から外、玄室が一段低くなる

9号墳

9号墳、玄室奥壁

10号墳石室正面、羨道部は崩壊

10号墳玄室奥壁、左側壁に「ト」の字形に副室が付く

10号墳、奧から外、左側壁に副室が見えている

10号墳、副室の奥壁

11号墳、石室が露出

11号墳、玄室奥壁、左側壁の隙間から

8号墳、小石室が埋没

16号墳、小さな石材が露出した小円墳

秋塚9号墳

 市史跡。沼田市秋塚町793、集落背後の山裾にある径15mほどの円墳で、横穴式石室が良好に残っています、全長8.6m、幅1.7mの無袖式で、非常に細長い石室です。奥壁は1枚石の巨石で、玄室と羨道はマグサ石で区分されています。七世紀の早い段階の築造です。

墳丘、山寄せの古墳

道路から反対側に石室開口

玄室奥壁

奧から外

追墓(おっぱこ)古墳

 沼田市上沼須町字追墓の「ぬまた聖苑」の建設に伴い調査され、現在は建物横に移築復元されています。調査の結果、径13mの円墳で、横穴式石室は全長6.1m、玄室長3.6m、幅2.3m、高さ1.5mの両袖式です。奥壁の鏡石に凝灰岩を使用しているほかは安山岩を乱石積みし、床面には平石を敷き詰めています。一部玉石の部分があり、棺が置かれていたのかもしれません。羨道は床が一段高くなり、閉塞石も残っています。石室前に前庭状の遺構がありますが、どこまで信じていいのやら・・。七世紀前半の築造です。

前庭の部分はどこまで復元なのか不明

巨大な玄室天井石

玄室奥壁、鏡石は凝灰岩、左側壁前に玉石が敷かれる

奧から外


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