高級住宅地の古墳の史跡整備完了


兵庫県西宮市苦楽園六番町14・老松古墳(八十塚古墳群老松支群第3号墳)

 2012年6月3日 現地説明会/西宮市教育委員会 文化財課

  素晴らしい眺めです

 八十塚古墳群は芦屋市六麓荘町から西宮市苦楽園五番町にかけての六甲山中腹に分布する群集墳で、5支群55基の存在が知られていますが、すでに多くが消滅しています。老松古墳は西宮市史跡に指定され、横穴式石室が比較的良好に保存されていましたが、民有地にあるため、これまで見学ができない状態でした。今回、史跡指定地が土地所有者から寄贈されたため、古墳への通路を買収したうえで、現地を整備し、公開されました(見学は市教委へ申し込み)。径10mの円墳で、横穴式石室は全長6.34m、幅1.82m、高さ2m以上の右片袖式です。玄室はやや胴張り状で、平成七年兵庫県南部地震の時に天井石が落下しました。出土した須恵器から七世紀初め頃の築造と思われます。

正面から

奧側から、地震で天井石が石室内に落下している


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