島根県鹿島町奥才古墳群

尾根上に連なる前期群集墳


 島根県鹿島町の奥才古墳群は、尾根上に連なる前期の群集墳で、小規模の墳丘にくり抜き木棺、箱式木棺、合せ口甕棺、石蓋土壙、など多様な主体部を持ちます。中には木棺の底に小石を敷き詰めたものもありました。今回の調査では第8支群16基のうち、14基が調査され、前期群集墳の有りようが良好に検出されました。2001年7月14日現地説明会。

 上左/尾根上に連なる古墳群、手前は68号墳の石蓋土壙  上右/61号墳の礫床、2段掘り土壙+箱式木棺

 下左/63号墳、甕棺と見られる未調査の土器  下右/56号墳の小児埋葬箱式石棺


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