幻の古墳群を久しぶりに特別公開


京都府京都市西京区御陵大枝山町四丁目・大枝山古墳群

 2012年4月8日 春の特別公開/桂坂古墳の森保存会

 京都府指定史跡・大枝山古墳群は桂坂ニュータウン内に「桂坂古墳の森」として13基が現地保存、1基が移築保存されていますが、諸事情により、一般公開はされておらず見学は事前申し込み制となっています。この春、久しぶりに一般公開され、石室が残る3基も内部公開されました。ゲートを入ったところには新しい説明板が設置されて、消滅した4号墳石室の巨大な天井石も置かれています。右側に行くと、移築された14号墳があります。径14mの円墳で、南側に葺石が残っています。石室は玄室長3.1m、幅1.5m、高さ2.3m、羨道長5.5m、幅1m、高さ1.8mの左片袖式です。ゲートから左の階段を下っていくと谷底に6〜21号墳があります。15号墳は径18.5mの円墳で、石室は玄室長3.7m、幅2m、高さ3m、羨道長6m、幅1.2m、高さ2.1mの両袖式です。群中、最大規模で、最初に築造されたと思われます。最奧にある21号墳は径20mの円墳で、石室は玄室長3.6m、幅1.7m、高さ2.6m、羨道長6.5m、幅1.1m、高さ2mの両袖式です。石材が小型で極端に幅の狭い石室です。

 

移築された14号墳

14号墳羨道

14号墳玄室奥壁

14号墳玄室奧から、左片袖式

15号墳

15号墳羨道

15号墳玄室奥壁

15号墳玄室奧から、両袖式

最も奧の21号墳

21号墳羨道

21号墳玄室奥壁

21号墳玄室奧から、両袖式


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