愛知県名古屋市・大久手古墳群

古墳群で初めての方墳出ました


大久手古墳群(愛知県名古屋市守山区上志段味) 現地説明会

 2007年10月28日 名古屋市見晴台考古資料館

 大久手古墳群は、東谷山西麓の市内最大の古墳密集地にあり、4基の帆立貝式古墳と、複数の円墳で構成されています。史跡整備のための基礎調査が平成17年度から行われ、本年度は西大久手古墳、大久手3、4号墳が調査されました。西大久手古墳は全長39m、後円部径27mの帆立貝式古墳で、墳丘はかなり削平されていますが、帆立貝式の形状と周濠の痕跡を留めていました。今回前方部を調査したところ、墳丘裾と周濠が良好な状態で検出されました。墳丘の裾には緩やかな段が造られ、形や構造が、隣接する東大久手古墳と良く似ていることがわかりました。すぐ西にある大久手3号墳は墳丘の残骸がわずかに残る程度でしたが、南側で直線状の周濠が検出され、古墳群の中では初めて方墳であることがわかりました。さらに100m南西にある4号墳はトレンチでは周濠が見つからず、墳形、規模は不明のままです。

西大久手古墳の前方部端と周濠

西大久手古墳、墳丘裾にはゆるやかな段がある

大久手3号墳の墳丘コーナー、方墳でした

大久手4号墳、周濠は見つからず


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