福岡県大牟田市立三池カルタ・歴史資料館
◆倉永古墳装飾石材 【県有形文化財】【装飾古墳】
大牟田市倉永、甘木公園への新設道路建設時に発見された六世紀後半の円墳ですが、調査後西へ20m移設し、保存されています。石室石材に叩き窪め手法による壁画が施されていて、現在は装飾石材だけが宝坂町二丁目の大牟田市立三池カルタ・歴史資料館に展示されています。紋様は同心円紋、人物、船が描かれていて、船や人物像の向きを考えると、今より右へ90度回転させたのが本来の姿ではないでしょうか?
石材全体像
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装飾図解
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◆歴史資料館石棺群
大牟田市歴史資料館には倉永古墳装飾石材の他に、古墳から出土した石棺が多数展示されています。
蜜柑山古墳舟形石棺(五世紀後半、県有形文化財)
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180×60×35cm、石枕付き
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古城山古墳組合式家形石棺(五世紀後半、県有形文化財)
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蓋サイズ214×128cm、内部は赤く彩色
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高塚古墳舟形石棺(五世紀末、県有形文化財)
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253×88×37cm、舟形から家形への過渡期的意匠
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石櫃山古墳2号舟形石棺(五世紀後半)、古墳からは3基の石棺が出土している。1号石棺は、どこかに貸出中。
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160×62×66cm、屋根形の蓋には三角紋の彫り込みがあり、小口側に縄掛け突起がある。
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石櫃山古墳3号舟形石棺(五世紀後半)
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230×77×35cm、蓋は持ち去られていた
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