千葉県龍角寺古墳群その他


龍角寺古墳群

 栄町龍角寺から成田市上福田にかけての台地上に、五世紀末から七世紀前半の間に連綿と築かれた古墳群で、前方後円墳36、円墳71、方墳6基からなり、質量ともに千葉県を代表する古墳群です。千葉県立房総のむらの風土記の丘エリアとその周辺にほとんどの古墳が保存されています。以前は岩屋古墳だけが国史跡でしたが、2009年に、ほとんどの古墳が史跡に追加指定されました。

  


 房総のむら内の古墳

 有料エリアである「房総のむら」内には79、83、109、110号墳と、さらに2基の古墳が存在します。西端の芝生広場にある83号墳(未指定)は、径23mの円墳ですが、現地に何の痕跡もなく、標識だけが立てられています。そこから西100mの林の中に79号墳があります。径15mの円墳です。

 

83号墳

79号墳

 県道を越えて房総のむら北側のエリアに進むと、おまつり広場の農村歌舞伎舞台の裏にきれいな円墳が保存されています。古墳名が不明で、流れから見ると108号墳と思われますが、教育委員会のリストでは108号墳は消滅しています。はて?また、ここから109号墳へ向かう途中の右側にも小円墳らしきマウンドがありますが(地図の黒丸の位置)、これも古墳名はわかりません。

 

農村歌舞伎舞台裏の円墳

109号墳へ行く途中の円墳

 谷間を越えて、北側の丘陵上に109号墳があります。径26mの円墳です。早稲田大学により調査され、主体部は箱式石棺です。

 

 南100m、下総の農家前の林の中に110号墳があります。径26mの円墳で、主体部は箱式石棺ですが、墳丘の一部が陥没しており、ここから出土したのかもしれません。墳丘裾の木の根本に石棺材と思われる板石が放置されています。

 

  石棺材か?

 公園外の古墳

  21号墳

 公園の北西端に21号墳があり、そこから公園の外の農地周辺に8〜20号墳が現存しています。ガソリンスタンドの隣にある8号墳は径18mの円墳です。道路をはさんだ西側にある9号墳は全長39m、後円部径22.5m、前方部幅18mの前方後円墳で、周囲をかなり削られています。以前に比べると薮に覆われて墳丘が良く見えません。

8号墳

9号墳

 9号墳の南西の丘陵縁にそって、10〜13号墳が一列に並んでいます。10号墳は径13m以上の円墳、11号墳は径15mの円墳でともに詳細は不明です。11号墳は裏側が大きく削られています。11号墳のすぐ隣の竹林の中に12号墳があります。径26mの大きな円墳で、保存状態は良さそうです。その30m奧にある13号墳は径16mの円墳で、墳丘は崩壊しています。

10号墳

11号墳

12号墳

13号墳

 9号墳と10号墳の間の農道を進むと、左側に16、15号墳、右側に14号墳があります。農地の真ん中にある16号墳は径17mの円墳です。15号墳は周囲をかなり削られ、現状で径10mくらいです。右の果樹園の中に14号墳があります。径14mの円墳です。

16号墳

15号墳

14号墳

右が15号墳、左奧が19号墳

 市道に戻り、8号墳の南、墓地の隣りに17号墳があります。径18mの円墳です。隣の18号墳は径19mの円墳です。その南、農地の向こうに19号墳が見えています。全長38m、後円部径22mの前方後円墳です。市道を挟んだ北向かいにある20号墳は径18mの円墳ですが、墳丘はかなり改変されています。

17号墳

18号墳

  19号墳後円部側

  20号墳


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