三重県明和町・伊勢市の古墳


塚山古墳群

 明和町の斎宮博物館敷地内、および周辺に分布する群集墳で、五世紀末〜六世紀前半に築かれ、円墳と方墳が混在しています。42基確認されていますが、現存13基です。

  分布図

1号墳、博物館の裏にある円墳

2号墳、博物館前にある方墳、周濠が巡る

3号墳、道路を挟んで向いの林の中にある径18mの円墳

林の奥の古墳群


前山古墳 【管理人推薦】

 伊勢市鹿海町前山、国道23号線とJR参宮線の立体交差の東にある新しい住宅地の中の公園にあります。径20mの円墳か方墳で、横穴式石室が西南西に開口。全長12.4m、玄室長5.7m、幅2.2m、高さ2mの右片袖式で、玄室はやや胴張り状、羨道は現在埋まっています。大型の石室ですが、石材が全体に小さめなので、巨大な印象はありません。六世紀後半〜七世紀初頭の築造と推定されます。

古墳の現状

石室開口部

玄室奥壁

玄室、奥から外

外佐田古墳(三重県伊勢市二見町松下)

 伊勢市二見町松下の五十鈴川派川右岸丘陵上にある独立した古墳で、以前から石室の一部が露出していました。2008年、県営ふるさと農道建設の事前調査で、全容が明らかになっています。墳丘は盛り土がほとんど失われていましたが、整形された地山と周溝の一部が残っていて、径10mの円墳とわかりました。横穴式石室は、奥壁と側壁の一部しか残っていず、全長4m以上、幅1.5mの規模で、西向き、付近で調達可能な片岩を小口積みしています。出土した須恵器から七世紀の築造と思われます。

石室正面より

上から


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