宮崎県西都市西都原古墳群第3古墳群東部


西都原古墳群第3古墳群 【管理人特選】【国特別史跡】

 西都原古墳群第3古墳群は台地の北端に位置し、86基の古墳が分布しています。前方後円墳は1基のみ(265号墳)のみで、他はすべて円墳です。111号墳の地下には4号地下式横穴墓が築かれ、内部をカメラで見学できるようになっています。


 266〜268号墳

 

 第3古墳群から小さな谷間をはさんだ北東部の台地の縁辺に4基の古墳が東西に並んでいます。東側の268、267、266号墳はすべて円墳です。

127号墳

128号墳

129号墳


 265号墳(船塚)

 

 2015年3月14日 現地説明会/宮崎県立西都原考古博物館

 第3支群では唯一の前方後円墳である265号墳は発達した前方部の形態から、これまで六世紀頃の後期前方後円墳と考えられていました。しかし、2015年の調査で、北側くびれ部から造り出しを検出(女狭穂塚に続く二例目)し、また出土した土器から、築造が五世紀後半に遡る中期古墳と判明しました。西都原では、この時期に築造された前方後円墳は、これまで確認されておらず、空白期にあたります。また、第3支群の中でも、この時期は4号地下式横穴墓が首長墓として築かれた頃であり、同時期に、同支群の中で、地下式横穴墓と前方後円墳の二つの首長墓クラスの墓が造営されたことになります。

発見された造り出し

後円部の葺石、基底石や目地も良好に残っている

後円部北側トレンチ、葺石と周溝らしい落込みがある


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