愛媛県 西条市(旧東予市・小松町・西条市)の古墳


■旧東予市

天神2号墳

 市史跡。旧東予市福成寺乙436の養鶏試験場の東500mに天神神社があり、その石段の前を西へ進み、道なりに北側の林の中へ入ってすぐ右手にあります。全長約5m、幅、高さとも1.5mくらいの小型の横穴式石室がほぼ完存しています。


■旧小松町

石根古墳群

 市史跡。松山自動車道いよ小松インターチェンジから国道11号線を西へ1kmほど進んだ北側、石根小学校西の水田の中に点在しています。中山川右岸の段丘上に築かれた元50基からなる群集墳でしたが、現在は田畑の中に5基だけが残されています。3号墳は水田の中にあり、現状で8m×7mほどの墳丘が残り、巨石が露出しています。4号墳は現状で17.5m×15mの規模の墳丘が残り、主体部は横穴式石室ですが、現在は埋められています。5号墳は封土が失われ、横穴式石室が完全に露出しています。現状で9.5m×4.5mの規模で、石室は長さ5.4m、幅1.5mの規模で、奥壁、天井石など、構造が良くわかります。

分布図

3号墳

4号墳

5号墳、右側が奥壁

舟山古墳群

 県史跡。旧小松町新屋敷、国道11号線と196号線の交差点の南にある独立丘陵上にあり、丘の西側に小円墳が17基群集しています。東側に三嶋神社があり、江戸時代の社殿造成で大型円墳が発掘されました。その古墳の霊をまつる花陵霊社が中央付近に鎮座しています。

西端付近

発掘された古墳の霊をまつる花陵霊社とその前の円墳


■旧西条市

西大塚古墳・東大塚古墳

 旧西条市氷見乙、伊予氷見駅北西300mの道路を挟んで東西に二基の横穴式石室墳が並んでいます。西の西大塚古墳は道路から見えていて、本来は径25mの大型円墳ですが、墳丘はほとんど失われて横穴式石室が露出しています。石室は全長6.8mの両袖式で、奥壁側が開口していますが、かなり埋まっている上に、笹が密集していて、内部はほとんど見えません。道路を挟んで約50m東側の東大塚古墳は道路からは見えず、果樹園の中にあります。西よりはやや大型の横穴式石室が露出していますが、内部は完全に埋まっています。

西大塚古墳

西大塚古墳、露出した石室の奥壁側

東大塚古墳

東大塚古墳、石室露出

諏訪山古墳

 市史跡。旧西条市船屋、諏訪神社の境内にあります。海に近い諏訪山丘陵の南端に築かれた径10mの円墳で、半壊した横穴式石室が南南東に開口しています。全長6m、玄室幅1.8m、高さ2mの規模で、玄室奥側は比較的良好に残っていて、小社が祭られています。羨道部はかなり崩壊していて、天井石は先端の1枚だけが残っています。

石室正面

石室横から

玄室

玄室奥より


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