東海では異例の初現期円墳


■愛知県豊橋市牟呂町境松「境松・若宮遺跡第6次」

 2016年3月6日 現地説明会/豊橋市文化財センター

 豊橋市牟呂町の境松・若宮遺跡は弥生中期〜古墳前期の拠点集落で、かつては三河湾に面した丘陵状の半島でした。区画整理事業に伴い、遺跡の中核となる丘陵が削平されて消滅することになり、平成18年度から調査が行われてきました。今回の調査で墳丘を失った円墳が発見されました。径18.5m、周溝の幅3mで、出土した土師器から三世紀後半と判明しました。東海地方では、初現期の古墳は前方後方墳か方墳がほとんどで、愛知県では初の発見になります。東海勢力の中にあって、海に面した境松・若宮遺跡の住人が畿内の勢力と独自に交流していたことが想定される貴重な発見となりました。

円墳の周溝

円墳出土土器


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