兵庫県三田市中部の古墳
◆青龍寺裏山古墳群 【管理人推薦】
三田市福島、青龍寺の裏山の墓地公園内にあります。西側の1号墳は2002年に調査され、横穴式石室(全長3.4m、幅0.95m、高さ1m)の床面に磚が敷き詰められ、一部が側壁に沿って立てられていた特異な構造であることがわかりました。2号墳は東隣にあり、全長1.7m、幅0.45m、高さ0.7mの横口式石槨が主体部で、石材の組合せ部にはノミで接合部を加工した痕跡が残り、内面は平滑に磨かれていました。
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◆加茂古墳群
三田市加茂。国道176号線から東側の山塊一帯に分布する三田市最大の群集墳で、尾根筋ごとにいくつかの支群に分かれています。しかしながら、地形が複雑で、民有地が複雑に入り組んでいる上に、山林内の広い範囲に古墳が散らばっていて、さらに未整備で案内板など一切なし、なので、探索は非常に困難です。北摂霊園の周囲に横穴式石室墳がいくつか集まっていますが、霊園の周囲はフェンスで囲まれているので、霊園から直接行くことはできません。
■65号墳
北摂霊園の西側の尾根の山林内にあります。麓の霊園入口から市道を西へ行くと、国道176号線の手前に尾根を登る道があり、そこを200mほど登った右側の山林内の50m先にあります。径15mの円墳で、背後には周溝がきれいに残っています。横穴式石室は前側が破壊されて、玄室奥側しか残って居ませんが、現存長3.8m、幅1.9mの規模で、奥壁は見事な1枚石です。七世紀前半の終末期の古墳です。登り道をさらに進むとフェンスがあり、その左側に小屋があります。その向こう側に小古墳の石材が少し露出しています。
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■48号墳
北摂霊園のすぐ北東の薮の中にありますが、65号墳同様に遠回りする必要があります。上記の登り道をさらに登っていき、左側からの小道と合流するあたりから右側の山林の中を等高線に沿って100mほど進んだところに古墳が3基ほど並んでいます。そのもっとも奥が48号墳で、2基の横穴式石室をもつ長さ30mの双円墳です。北石室は天井石を失って半壊状態ですが、全長6m以上、南石室は、主軸が北石室と直交しています。全長7.9m以上、玄室長4.3m、幅1.85m、高さ2.4m以上、羨道長3.6m以上、幅0.94mの左片袖式で、羨道部がかなり埋まっていて、玄室天井から内部に入れます。他の小円墳2基は石材が見えている程度です。
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◆諏訪神社古墳
三田市大原。有馬富士森林公園の東、県道570号線の北側に走る虫尾集落内の市道添いにあり、墳丘が諏訪神社となっています。全長21.5m、後円部径11.5mの小前方後円墳で、一部に周濠の跡も見られます。後円部上に祠が建っていて、その脇に石室の天井石が露出しています。
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◆有馬富士東麓古墳群
三田市大原。有馬富士森林公園内にある有馬富士の東側から登る登山道添いにあります。9基からなる古墳群ですが見学しやすいのはもっとも上方にある9号墳のみです。登山口から10分くらいで標識があり、道が露出した石室の上を通るのですぐわかります。羨道部は埋まっていますが、玄室は内部を見学できます。径16mの円墳で、石室全長7.4m以上、玄室長3.5m、幅1.2m、羨道長3.8m、幅0.9mの左片袖式です。他の古墳は薮の中にあり、見学困難ですが、一部に石材が露出しています。
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◆西ノ曽古墳群
三田市尼寺。有馬富士東麓古墳群へ行く登山口から、市道を北へ500m進み、道路が下り始めたあたりの左側の山林内にあります。現状で2基の円墳が隣接していて、南側の2号墳で横穴式石室が開口。径16mの円墳で、石室全長4.6m以上、玄室長3.36m、幅1.6m、高さ2.3m以上、羨道長1.33m以上、幅1.02mの左片袖式で、六世紀後半の築造です。北側の1号墳も同規模の円墳ですが、石室は破壊され、石材が散乱しています。
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◆志手原1号墳 【管理人推薦】
三田市志手原、県道37号線と49号線の三叉路交差点の北側林の中にあります。径18mの円墳で、墳丘はかなり失われて大型の横穴式石室が露出しており、羨道部もかなり破壊されています。全長8.2m以上、玄室長4.9m、幅2.1m、高さ3.1m、羨道長3.3m以上、幅1.7mの規模の左片袖式です。
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