鹿児島県薩摩川内市


天辰寺前古墳 【県史跡】

 薩摩川内市天辰町字寺前651-2、2008年に偶然発見された独立丘陵上の径28mの円墳で、主体部は竪穴式石室。2.4×1.3×1.5mの大きさで、石室内からはイモガイ製腕輪を身につけた壮年女性人骨1体と銅鏡、刀子が出土しました。側壁は割石を極端に持ち送って天井石をのせて、一部にベンガラが残っています。最近、古墳公園として整備され、2016年3月19日にオープンしました。石室には開閉式の屋根が設けられ、年二回公開されるそうです。

古墳公園の入口

丘陵頂部の墳丘

石室を保護する開閉式の屋根

石室側壁(説明板の写真より)


安養寺丘古墳

 薩摩川内市宮里町安養寺2364、宮里浄化センター南側の丘陵上にあります。墳丘上に、石棺が破壊された状態で放置されています。

古墳のある丘陵、農道の先端から登ったところにある

丘陵頂部の墳丘

破壊された石棺


船間島古墳 【市史跡】

 薩摩川内市港町船間島510-1、川内川の河口にかかる河口大橋の北詰にある丘陵上にあります。元々は島でしたが、現在は陸続きになっています。島の頂上部に築かれた径17mの円墳で、墳頂に竪穴式石室が露出しています。1.2×1×0.8mの大きさで、形は不整形です。安山岩の板石を積み上げ、蓋石は一枚のみ、石室内部は朱が塗られています。原型を留めていないとの考えもあります。

墳頂

竪穴式石室

石室内部

石材に残る朱の痕跡


横岡古墳群 【市史跡】

 薩摩川内市上川内町字4770-1、国道三号線の高城川に架かる橋の北詰から、川の堤防上の道を西へ400mほど進んだところにあります。地下式板石積石室8基、と土壙墓2基からなり、土壙墓から地下式板石積石室へと埋葬方法が変化していく様子が見られます。現在、一部が古墳公園として公開されていますが、公園外の堤防道路のところにも石室があったようです。調査されたうちの1基は歴史資料館に復元展示されています。

古墳公園の入口

地下式板石積石室群、手前の石室は蓋のない状態

地下式板石積石室(復元)


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