福岡県みやま市瀬高町の古墳
瀬高町大草の老松宮境内にあります。墳丘はかなり削平され、墳丘上に地蔵尊が祭られています。主体部は横穴式石室で、その一部と思われる石材が露出しています。
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瀬高町大草、国史跡・女山神篭石の内部にあります。女山の入口から展望台の所まで自動車で上れますので、そこに写真の地図があります。そこから神篭石の列石に沿って尾根を下っていくと丘陵先端に「古墳の丘」があり、2基の墳丘が並んでいます。1号墳は径14mの円墳で、裾に列石が巡り、天井部を失った横穴式石室が露出しています。割石を積み上げた両袖式で、西北西の平野に向かって開口しています。
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1号墳の隣にある2号墳は径14mの円墳で、複室構造の横穴式石室が羨道を除いて良く残っています。後室は割石を平積みして面積の割に高い天井を構築しています。神篭石のすぐ内側にありますが、神篭石よりも一世紀ほど前に築かれています。
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展望台のところから、山内1、2号墳へ下っていく尾根筋の途中、展望台のすぐ近くに横穴式石室の石組みが露出しています。天井石は落下し、内部もほとんど埋まっていて、形態も良く分かりません。神篭石の列石内なので、山内古墳群の1基だと思われます。
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女山神篭石の展望台の所から自動車道をさらに登っていくと、すぐに少し開けた場所があり、そこに鶏塚古墳があります。神篭石の列石の外側になるので、史跡範囲外と思われます。径15mほどの円墳で、複室構造の横穴式石室が開口しています。羨道はほとんど破壊されていますが、前室、後室は完存。平面形は狭いですが、巨石と割石を巧みに組み合わせた背の高い構造です。道路を挟んですぐ向かいの林の中にも小円墳があります。
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瀬高町本吉、清水寺のある清水山公園の登山道を、仁王門のところから右方向へ登っていくと、途中に「自然食DINING TAkeyA」があります。さらに進むと、ヘアピンコーナーを曲がって、「自然食DINING TAkeyA」のすぐ上に戻ってきて、そこに駐車スペースがあります。ここに車を停めて、すぐ北側の斜面を下っていくとすぐに1号墳の大きな墳丘が見えてきます。径20mほどの円墳で、複室構造の横穴式石室がほぼ完存しています。後室は割石を平積みして高い天井を構築し、それ以外は小さめの石材を乱積みっぽく積んでいます。石材の隙間に詰められた粘土もきっちり残っています。
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瀬高町本吉、1号墳からさらに自動車道を登っていき、林の中に入って最初の左ヘアピンの内側にあります。径10mほどの円墳ですが、小型の横穴式石室が開口。羨道はかなり破壊されていますが、前室、後室が良好に残る小さいながらも複室構造です。ここも石材の隙間の粘土が良く残っています。
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瀬高町長田3228-2の水上小学校に1基の石棺が置かれています。蓋はかなり破壊されていますが、縄掛突起が一部残っています。唯一の説明は「むかしのお墓です」だそうです。
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