愛知県瀬戸市・塚原1号墳

モリゾー・キッコロの森に広がる古墳群の危機


●愛知県瀬戸市若宮町二丁目 塚原1号墳

●2006年7月29日 現地説明会/財団法人瀬戸市文化振興財団

 愛知万博のマスコットであるモリゾーとキッコロが住んでいるという海上(かいしょ)の森は、瀬戸市郊外に広がる大規模な森で、大都市近郊としては珍しい貴重な自然であり、万博会場造成でも、わざわざ計画変更して保存が図られました。そしてこの森は、瀬戸市内で最大の古墳密集地区でもあります。その海上の森を貫く県道は、建設されれば予定地内の古墳を多く破壊するため、自然保護団体だけでなく、文化財保存全国協議会総会でも、反対の声が上がっています。その建設予定地内の塚原古墳群が現在調査されていて、1号墳の現地説明会が開催されました。径19mの円墳で、もともと、横穴式石室の一部が露出していましたが、調査の結果、全長7.3m、幅2.3m、高さ1.7mの規模で、天井部を失っていましたが、市内では最大級の石室です。出土した須恵器から6世紀後半の築造と考えられます。


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