愛知県名古屋市・志段味大塚古墳

尾張氏発祥の地を鋭意調査中


●愛知県名古屋市守山区上志段味 志段味大塚古墳

●2006年11月19日 文化財公開の日/名古屋市教育委員会

 名古屋市の北東端に前方後円墳が多く集中する志段味古墳群のうち、発掘調査中の志段味大塚古墳、大久手5号墳などが公開されました。志段味大塚古墳は全長54.4mの帆立貝式古墳で周濠が巡り、出土した須恵器などから五世紀後半の築造とわかりました。また、大正12年に梅原末治によって調査された埋葬施設の粘土槨が再調査されました。当時出土した馬具などの年代が土器の年代よりも新しいため、古墳本来の埋葬施設は別にあることが予想されています。大久手5号墳は大久手池の土手に取り込まれて、内容が不明の帆立貝式古墳でしたが、墳丘テラスから円筒埴輪列が検出され、五世紀後半、志段味大塚に続く首長墓と判明しました。円筒埴輪列が原位置で確認されたのは、名古屋市内では初めてだそうです。

志段味大塚古墳前方部のコーナー

大正12年に調査された粘土槨を再検出

大久手池の土手に取り込まれた大久手5号墳

大久手5号墳のテラスの円筒埴輪列


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