長崎県島原市・南島原市の古墳


平山古墳 【市史跡】

 島原市有明町湯江乙420-1、雲仙市の金山古墳から広域農道を東へ2km進むと、案内板があり、そこから狭い道を北東に600m行くと標識が立っています。径15mほどの円墳で、横穴式石室が良好に残っています。玄室は2m四方の正方形プラン、腰石より上はやや持ち送っています。玄門は袖石、マグサ石で構成し、扉石をはめるための切り込みが彫られていますが、これは近くの原口古墳と共通する構造ですね。六世紀後半頃の築造と思われます。

石室正面

玄門

玄室奥壁

奧から、左側壁


天ヶ瀬古墳(鬼の岩屋) 【市史跡】

 南島原市布津町坂下名天ヶ瀬、老人ホーム積徳荘の北西600mの山林の中にあり、布津桜苑へ向かう道路がS字になっている先に案内板が出ています。横穴式石室の天井石が露出していて、内部もかなり埋まっています。複室構造ですが、昭和62年に立てられた説明板によると大きさは「前室入口巾一尺七寸高さ二尺二寸後室入口巾一尺五寸五分高さ一尺六寸五分後室巾七尺六寸高さ四尺奥行十尺壁部は前部石を積んである。」と書かれています。マジ?

石室正面

羨道から玄門

玄室奥壁

玄室奧から


原山支石墓群(原山ドルメン) 【国史跡】

 南島原市北有馬町、国道389号線と県道30号線の交差点から東に市道を進んだところにあり、原山公民館の北に第二支石墓群6基、400m先の原山農村公園内に第三支石墓群40基以上があります。第一支群はすでに消滅しています。台地上に築かれた縄紋晩期の墓地遺跡で、国内最古・最大の規模を持ちます。支石の下に土壙、または箱式石棺を設けていて、甕棺を納めたものもあります。稲作の痕跡を示す遺物が出土し、縄紋から弥生への墓制の転換期を示す貴重な遺跡です。

第二支石墓群、手前が1号墓

第二支石墓群、2号墓

第三支石墓群

第三支石墓群状態の良い箱式石棺タイプ

第三支石墓群、29〜31・102、103号墓

第三支石墓群、21・27・37号墓


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