奈良県川西町・島の山古墳
全長が200mの大台に乗りました
■島の山古墳(奈良県川西町唐院) 報道発表 2008年3月6日/川西町教育委員会、橿原考古学研究所
島の山古墳の後円部北側が調査され、墳丘すその段差と葺石が検出されました。昨年に調査された前方部の裾からの距離は従来より10m長い200mとなり、墳丘の規模が確定いたしました。また、くびれ部東側で造出が調査されています。24m×9mの三角形の大きな造出しですが、地山をわざわざ削って小さくし、その後、急遽盛り土して規模を大きくしています。施工ミスなのか、計画変更なのかわかりませんが、大型前方後円墳の築造には、結構いいかげんな部分があるものです。
東側造出
後円部端トレンチ、手前は周溝外堤