会いに行ける方形周溝墓


大阪府豊中市玉井町二丁目「新免遺跡第68〜71次」

 2013年12月14日 現地説明会/豊中市教育委員会地域教育振興室文化財保護チーム

 新免遺跡は阪急豊中駅西側一帯の広い範囲にある複合遺跡で、市営住宅の建て替え工事などに伴う4次の調査結果がまとめて公開されました。このうち、69・70次で弥生中期の方形周溝墓が検出されています。過去の調査も含めて、方形周溝墓が17基、竪穴住居が20基、それぞれにまとまった分布状態で発見されており、千里川流域における拠点集落であったと見られています。一帯は市街地の真っ直中に存在し、掘る度にあらたな方形周溝墓が見つかり、気軽に会いに行ける遺跡です。

竪穴住居、その向うに方形周溝墓

方形周溝墓


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