三重県鈴鹿市・白鳥塚古墳

一回り巨大な帆立貝式古墳と判明


●三重県鈴鹿市石薬師町 白鳥塚古墳

●2005年7月30日 現地説明会/鈴鹿市考古博物館

 三重県指定史跡・白鳥塚古墳の範囲確認調査が実施され、これまで東西78m、南北60m、高さ13mの県内最大の円墳と思われていましたが、ひとまわり大きな帆立貝式古墳であることがわかりました。全長80m、後円部径64m(基壇を含めれば77m)、前方部長さ15.5m、幅27mの二段築成で、上段の葺石が良好に残っていました。また、出土した円筒埴輪から五世紀前半の築造とわかりました。松阪市の宝塚1号墳とほぼ同時期になります。

手前が前方部、かなり低い

北側上段の葺石、基底石と区画石が良好に残っている


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