岡山県総社市稲荷山古墳群(ドンドン山地区)


 総社市上林、緑山古墳群から道路を挟んで東隣りの山全体に分布する古墳群で、全体像は未だ不明。かまどねこさんが現在も探索中です。古墳の名称も「古墳奮闘」に合わせて有ります。ドンドン山は稲荷山から鞍部を挟んで南東にある丘陵で、南側から登り道があります。

南端の山麓の古墳

 S34

 丘陵から南に突きだした尾根の先端、大きなため池の前の竹林の中にあり、墳丘は良好に残っています。露出した巨石の裏に、盗掘穴が見えていますが埋まっています。

石室正面側より、墳丘前面は削られている?

開口部、羨道は埋まっている

 S35

 S34の奧にあります。ここは大きな横穴式石室が開口しています。羨道の天井部から入室可能。細長い玄室は7.6m×1.7m×1.7m(古墳奮闘より)の大きさで無袖式のようです。奥壁はほぼ一枚石で、側壁も横のラインが揃ったしっかりした造り。、いい仕事してます。

羨道の天井が開口、天井石が巨大

玄室奥壁

玄室奥から

 S91(仮称)

 かまどねこさんは、石室の残っていない古墳には名前すらつけてくれませんので、適当にネーミングしました。S35のさらに奧にあります。墳丘は大きく陥没し、石材が抜き取られています。

 

ドンドン山山頂付近の古墳

 S50

 S34、35のある尾根の一つ西にある尾根は市道に接しており、そこから尾根に沿って登り道があります(この尾根の西斜面の方へ向かうと稲荷山西側斜面へ行き着きます)。途中、山道南側の薮の中にS50があります。大きな天井石が露出していますが、内部は、小型の横穴式石室です。

天井石が露出

玄室奥壁

 ドンドン山24号墳

 山道を登って行くと山頂手前に大きな墳丘があり、西側へ回ると横穴式石室が開口しています。保存状態の良い石室で、玄室は4m×1.7m×1.8m(古墳奮闘より)の大きさで、右片袖式。側壁は奥壁にあわせて傾斜させています。ただ、袖部まで傾斜させているのは珍しいです。

石室開口部

玄室奥壁

玄室奥から

 S2

 24号墳から山道の反対側の林の中にあります。玄室は5m×1.6m×1.7m(古墳奮闘より)、24号墳と較べると、表面を丁寧に平らに仕上げ、奥壁も端正な二段重ねです。袖部付近は埋まっています。

石室開口部

端正な玄室奥壁

玄室奥から

 S3

 S2のさらに奧にあります。開口部が狭いので、入室できませんが、内部は完存していて、奥壁もほぼ一枚石です。

石室開口部

玄室奥壁


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