高取・巨勢谷の古墳群

古代の大和と紀伊国を結ぶ幹線道路である高取から巨勢谷にかけての地域には特徴のある

立派な横穴式石室を持った古墳が数多くあります。狭い地域なので見学も容易です。


水泥南(蓮華文)古墳(御所市古瀬)

史跡、施錠、柵越しに見学可、家型石棺2基。手前の石棺蓋突起部に蓮華文。

水泥北(塚穴山)古墳(御所市古瀬)

史跡、民家の裏庭にあり、申し込めば見学可。配水管をもつ横穴式石室。

権現堂古墳(御所市桶野)

県史跡、石室奥壁が開口、家型石棺。天ノ安川神社境内にあり見学可。

新宮山古墳(御所市戸毛)

県史跡、石室に箱式・家型石棺各1、見学可。(巨勢山708号墳)

保久良古墳(大淀町今木16D495)

巨勢谷の南端、今木集落の裏の急斜面にあり、バス停今木中垣内前に標識が出ています。径11.5mの円墳で、東に開口する横穴式石室は右片袖式で全長8.3m、玄室長3.4m、幅1.3m、羨道幅1.1mの細長い構造です。小型の石材を積み上げており、床が埋まっているので高さは不明です。

玄門部。羨道はかなり細長い

東250mにある坂合黒彦王子墓古墳(17B117)

市尾宮塚古墳(高取町市尾)

史跡、家型石棺1、最近整備調査され、施錠。

市尾墓山古墳(高取町市尾)

史跡、周濠をもつ前方後円墳で、石室は埋没。

石神古墳(大淀町大岩)

巨勢谷東方の山中、ゴルフ場隣に保存。石室見学可だが、場所が解りにくい。


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