兵庫県丹波市北部(旧青垣町・市島町)の古墳


■旧青垣町

唐鋤古墳

 市史跡。青垣町山垣、国道427号線を遠阪郵便局のところで西へ曲がり、道なりに進んだ突き当たり左に墓地があります。そのすぐ上の竹林に開口しています。墳丘は不明瞭ですが、周辺では最大規模の横穴式石室が開口しています。全長6.5m、幅1.4m、高さ1.5mの無袖式で、奥壁は見事な1枚石です。

墓地の上に開口

石室内部

奥壁、1枚石

奥から外

西落古墳

 青垣町山垣、唐鋤古墳の南東600m、民家裏の山裾竹林内にあります。墳丘がほとんど流出していますが、現状で径5mほどの円墳です。半壊した横穴式石室の石材が露出していますが、奥壁の石材は立ったまま残っています。

古墳の現状

石材が露出、左が奥壁側

ツキ山古墳

 市史跡。青垣町栗住野、宝林寺の北西500mの丘陵上、県指定文化財・栗住野宝篋印塔の隣にあります。径10mの円墳ですが、墳丘はかなり流失しています。全長5mほどの横穴式石室が露出していますが、入り口はほとんど埋まっていて、奥壁側が開口しています。

入り口

奥壁側より

奥から、羨道方向

防ヶ谷古墳群

 青垣町栗住野、ツキ山古墳のある丘の北側麓の道を山に向かって進むと、鹿除けフェンスに突き当たります。フェンスに沿って右へ50mほど進むと1号墳があります。小型の石室の奥壁側が開口していますが、内部はかなり埋まっています。径10mの円墳です。元の道に戻って、扉からフェンスの中に入り、右側の林の中に2〜4号墳がありますが、1号墳よりに2号墳があり、3、4号墳は不明確です。2号墳は径4mの円墳で、天井石が少し露出しています。

1号墳、奥壁側

奥壁側より内部

2号墳

3号墳か4号墳


■旧市島町

高坂古墳群

 市島町中竹田高坂。国道175号線バイパスが切り通しを通る手前に「高坂古墳群」の標識が建っていて、切り通し両側の山林内に分布します。バイパスの建設で、最も保存の良かった1号墳などが破壊され、そのときの石材が現在擁壁すぐ上に置かれています。他の古墳は、明瞭なマウンドすらなく、山林内も荒れているため、見学には不向きです。

   

安下古墳

 市島町安下。国道175号線バイパス沿いにあるスポーツピアいちじま南東、安下公民館の南50mの丘陵先端にあります。径10mほどの円墳で、横穴式石室の石材がいくつか露出しています。

  

寺山古墳

 市島町山下。JR市島駅南西500m、本光寺裏の尾根先端にあります。本光寺前の道路を一旦通り過ぎて道なりに進むと、尾根の上に出ますので、そこから50mほど、先端方向に戻るとあります。径10mほどの円墳で、横穴式石室の天井石が露出していますが、内部は完全に埋まっています。

  


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