京都府京丹後市・谷奥古墳群

前期の特徴的な階段状古墳群


谷奥古墳群(京都府京丹後市弥栄町) 現地説明会

 2007年11月10日 (財)京都府埋蔵文化財調査研究センター

 府道網野岩滝線の道路改良に伴い、谷奥古墳群を調査したところ、尾根上から新たに10基以上の古墳が発見され、計14基が発掘されました。古墳には盛り土がほとんどなく、丘陵を削り出して階段状に整地する、丹後地方に特徴的な構造をしています。ほとんどが、1〜2基の埋葬施設をもつ個人の墓でしたが、うち、2号墳は最高所に位置し、9基の埋葬施設が検出され、共同墓地のような使われ方をしています。また、8号墳は、径20mの大型円墳で、10.5×4.2mの巨大な墓坑内に8.2m×1.7mの長大な割竹形木棺が据えられていました。唯一、鉄剣・鉄鏃が出土しています。10号墳は、小型の土器棺を4基検出し、子供専用の古墳と見られます。

階段状に連なる古墳群、麓から8〜3号墳、手前は11号墳

頂上にある2号墳、9基もの埋葬施設をもつ

10号墳の小さな埋葬施設、子供用?

8号墳、巨大な墓坑に割竹形木棺


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