岐阜県垂井町南部の古墳


綾戸古墳 【町史跡】

 垂井町綾戸の東小学校西にあります。径32mの大きな円墳で、周囲には周濠が巡ります。かつては横穴式石室が開口していたらしいですが、現在は埋まっています。終末期の古墳と見られ、墳丘や周濠の保存状態はとても良好です。

  


朝倉古墳群

 

 垂井町朝倉の朝倉運動公園の敷地内にあります。4基からなりますが、ほとんど破壊されて、なんとか確認できるのは2基だけです。入口から自由広場へ行く道沿いに低い円墳があります。道で少し削られ、墳頂は陥没しています。その北のセミナーハウス北側にも破壊された円墳があり、石材が散乱しています。

入口近くの円墳、墳頂陥没

セミナーハウス北側の円墳、石材散乱


隣松寺古墳

 垂井町宮代の隣松寺の西にあります。径15mほどの円墳ですが、樹木に覆われて墳丘はほとんど見えません。墳丘上は墓地になっています。

  


勝宮古墳 【町史跡】

 

 垂井町表佐1729-1。表佐小学校の東の勝神社境内、本殿の北に接して墳丘があります。全長29m、後円部径11mの前方後円墳で、墳丘は、かなり破壊されています。

本殿背後の後円部

後円部から前方部を見る


鬼塚古墳

 垂井町表佐、表佐郵便局の西50mにあります。状態の良い小円墳に見えますが、前方後円墳です。となりの民有地の薮の中に、前方部があるのかもしれません。

きれいに残る墳丘

北側から、奧に前方部か?


栗原古墳群(栗原古墳壱号墳及び弐号墳) 【町史跡】

  

 垂井町栗原2281-1、表佐郵便局の西50mにあります。6基からなる栗原古墳群のうち、1、2号墳が町史跡として保存されています。道路すぐ上にある2号墳は全長44m、後円部径28.5mの前方後円墳で、葺石があります。その奧にある1号墳は径20mほどの円墳でで黄金塚の別称があります。他の古墳は薮の中で不明です。

2号墳後円部

2号墳、前方部?から後円部方向

1号墳(黄金塚)


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