古墳の全体像が次々明らかに


奈良県桜井市茅原・茅原大墓古墳第4次

 2011年2月26日 現地説明会/桜井市教育委員会

 国史跡・茅原大墓古墳は四世紀末頃の帆立貝式古墳で、史跡整備に向けて形態確認を目的とした調査が2008年から実施されてきました。今年の調査では後円部東部、東側くびれ部、前方部北側のトレンチで葺石が良好な状態で確認され、墳丘全長86m、後円部径72mとわかりました。前方部北東隅は不明確です。また、前方部は二段築成で、くびれ部から円筒埴輪棺が発見されました。東側くびれ部からは盾持人埴輪が出土、盾の紋様は線刻で描かれ、顔面は赤く塗られて、衝角付き冑をかぶっています。鼻・眉毛のパーツはとれています。顎には入れ墨の表現が見られます。盾持人埴輪の出土した古墳としては最古の例ということです。

後円部東側裾の葺石、円筒埴輪も1個検出

 

前方部北東のトレンチ

くびれ部の円筒埴輪棺

盾持人埴輪


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