愛知県知多半島(阿久比町・半田市・南知多町)の古墳


二子塚古墳【町史跡】

 阿久比町宮津の公民館の隣、県道464号線沿いにあり、すぐわかります。全長36mの知多半島では唯一の前方後円墳ですが、墳丘は開墾などによりかなり変形されています。

 


岩滑八幡社古墳

 阿久比町から県道264号線を半田市に入ってすぐ、道路沿いに岩滑八幡社の林があります。本殿裏の林の中に古墳状隆起があり、これが古墳と思われます。主体部は横穴式石室らしいですが、埋まっていて、詳細不明です。

 


北地古墳群 【町史跡】

 南知多町日間賀島の東端の日間賀神社から岬先端にかけて分布する群集墳です。かつては30基以上存在したようですが、海食と開発でほとんど消滅し、調査では14基の古墳が確認されています。墳丘が残るのは日間賀神社境内にある1号墳のみで、周囲を石垣で囲まれた径10mほどの円墳で、横穴式石室の一部が露出しています。調査された古墳はすべて竪穴系横口式石室が主体部で、基底部しか残って居ませんでしたが、その形態から築造順が判明しています。しかし、現存する古墳も崖っぷちで崩壊寸前です。

1号墳

1号墳石室の一部

古墳の分布する岬

崖面に石室が露出


<ホームへ戻る>

inserted by FC2 system