鳥取県鳥取市河原町・用瀬町の古墳


嶽古墳 【市史跡】

 鳥取市河原町曳田156、集落内の八上売沼神社隣りの公園に説明板がありますが、古墳は曳田川をはさんだ南側の丘陵上にあります。古墳へ行くには、川を渡って、丘陵東側の引野神社から登り道があり、急な坂を登りきった北側先端になります。全長50m、後円部径25.8mの前方後円墳で、埴輪、葺石はありません。現状では、古墳は薮に覆われて、全景を見ることができません。

川の向こうの丘陵上に古墳がある

墳丘、薮だらけ

丘陵上から古墳のようなマウンドを発見


郷原古墳群

 鳥取市河原町郷原、谷間を見下ろす尾根上にある群集墳で、2006年に県道工事の事前調査で新たに古墳が見つかりました。尾根上で新発見の郷原13号墳は一辺19mの大型方墳ですが、墳丘がほとんど流失し、主体部も消滅していました。14号墳もかなり流失していましたが、主体部の土坑が二基残っていて、土器転用枕や刀子が出土しています。谷を挟んだ隣の尾根でも15号墳を検出。周溝の一部のみ残っていました。3号墳の一部と10号墳も調査されましたが須恵器片が出た程度です。

13号墳

14号墳第一主体部

14号墳第一主体部出土の刀子

15号墳

3号墳、墳丘が良く残っているが、一部のみ調査

10号墳の埋葬施設


鷹狩古墳群

 鳥取市用瀬町鷹狩、JR鷹狩駅北側に分布する3基からなる古墳群です。1号墳はジュンテンドー西200mのJA鳥取いなば用瀬ライスセンターの敷地内にあります。農地整備事業で発見された径8mほどの円墳で、主体部は横穴式石室ですが、埋め戻されています。全長6.65m、玄室長3.7mの片袖式だそうです。2号墳は国道53号線沿い、モチガセ鷹狩工場の向かいの農地の中にありますが、マウンドは大きく改変されています。3号墳は、すぐ北側の国道沿いにあり、石材がいくつか露出した状態です。

JA鳥取いなば用瀬ライスセンターにある1号墳

1号墳

2号墳

3号墳


余井古墳

 鳥取市用瀬町美成、流しびなの館の東の道路沿いにあります。千代川西岸の圃場整備で発見された古墳で、調査後、現在地に移設復元されました。径10mの円墳で、横穴式石室は玄室長4.8m、幅1.5m、高さ1m、玄室以外は縮小されているそうです。石材の表面を平滑に加工した整美な石室です。

道路沿いに復元

石室正面

玄室、奥壁は一枚石

玄室奧から


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