兵庫県加東市(旧東条町)の古墳


秋津古墳群 【管理人推薦】

 東条町秋津の秋津富士山頂と斜面の別荘地内の広い範囲に分布する13基からなる後期の古墳群で、案内標識が一切ないので、予備知識がないと見学するのは困難です。横穴式石室の保存が良く見学しやすいのは、2、3、5、6号墳の4基です。

 ■秋津2号墳

 町史跡。自動車で上れる最高所に秋津富士山頂への登山口があり、その南50mの山林中にあります。径15mくらいの円墳で、横穴式石室が完存しています。玄室長3.2m、幅1.8m、高さ2m、羨道長2.7m、幅0.75m、高さ1mの両袖式で、石材はあまり加工せず、天井近くはややドーム状に積み上げています。

 ■秋津3号墳

 町史跡。登山口から約5分、秋津富士山頂にあります。径20mの円墳で、山頂なのに、墳丘も石室もほぼ完存。玄室長3.65m、幅1.92m、高さ2.05m、羨道長4.1m、幅1.07m、高さ0.9mの右片袖式で、2号墳よりはやや大型で、天井近くはやや持ち送っています。

 ■秋津5号墳

 別荘地のほぼ中央、道路沿いの林の中に6号墳と並んでいるのが見えます。群内では最大の石室で、そのためか、 別荘の物置と化しています。玄室長6.5m、幅1.9m、高さ2.75m、羨道長2.5m、幅1.35m、高さ1.57mの右片袖式で、玄室の長大さが目立ちます。

 ■秋津6号墳

 5号墳の隣にあり、石材が露出しています。羨道部が崩壊していますが、玄室規模は5号墳より、少し短い程度で、石材には朱が残っています。


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