愛知県豊田市(旧藤岡町・小原村)の古墳


御内平古墳

 市指定史跡。豊田市旧藤岡町深見字洞田1097、県道350号線沿い、ながい工房へ向かう交差点に、石碑が建っていて、そこから北側の丘陵を少し登った先端部にあります。径10mの円墳で、横穴式石室が南に開口しています。羨道部は破壊されていますが、全長4.5m、幅1.3m、高さ1m以上の細長い石室で、玄門部は天井が一段低くなっています。入口部は石積みが左右に開き、仕切石が残っています。

羨道

羨道から玄門

玄室奥壁

奧から外方向


堤古墳群

 市指定史跡。豊田市旧小原村永太郎町812、小原中学校の裏山にある古墳群で、6基からなりますが、うち2基が整備されて見学可能です。中学校の裏に小さな神社があり、そこから登り道があります。約110mで、登り道の途中に2号墳があります。墳丘はかなり流失し、横穴式石室が露出。前半分は崩壊していますが、玄室奧側は完存。全長約7m、玄室幅1.5mほどの規模で、玄室は胴張り状です。右側壁の天井石の支えがかなりやばい状況なのですが、これは偶然でしょうか?

登山道沿いに開口

石室正面

玄室奥壁

右側壁・・・(・・;)

 2号墳からさらに100mほど登ると、1号墳があります。墳丘はほとんど残っておらず、横穴式石室の基底部が綺麗に残っていますが一部復元されているそうです。全長4.3m、玄室長2.6m、最大幅1.4m、羨道長1.5m、幅1.2mの疑似両袖式で、玄室は胴張り状、床面には敷石が置かれています。入口には仕切石が残っています。

石室正面

石室全景

羨道部横から

奧から

宮口古墳群

 市指定史跡。豊田市旧小原村永太郎町593-1、国道419号線と県道19号線の交差点から東の集落内の道を東へ登っていき、突き当たりで右へ曲がると山林の入口に標識が立っています。そこから標識に従って5分ほどで古墳群に行き着きます。山頂南斜面に4基の古墳が密集していて、整備公開されています。1号墳は横穴式石室の奧側が残っていました。径8mの円墳で、石室は玄室長3m、幅1.2mの疑似両袖式で、奥壁は1枚石、側壁は小型の石を乱石積みしています。北側の2号墳は横穴式石室の側壁基底部だけが残っています。全長約5m、玄室幅1mで袖部には袖石を立て、羨道はハの字に開いています。

宮口古墳群、右側は2号墳、左奧に1、3、4号墳

1号墳石室正面

1号墳玄室奥壁

1号墳石室奧から

2号墳石室正面、羨道がハの字に開く

2号墳石室奧から

 1号墳のすぐ南東にある3号墳は、全壊状態で、石室跡の陥没が見られる程度です。最も南にある4号墳は、石室の残りが良かったため、天井石と羨道側壁の一部を補足して復元されています。玄室長2.88m、幅1.18m、高さ1m、羨道長1m以上の疑似両袖式です。

3号墳跡

4号墳石室正面、石積みがイイ感じです

4号墳玄室奥壁

4号墳石室奧から


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