兵庫県豊岡市(旧豊岡市・竹野町)の古墳


小井戸浜古墳

 豊岡市田結、円山川河口東岸の気比の集落を抜けると、田結漁港があり、その集落の北端にあります。古墳のすぐ前は海です。墳丘はほとんど失われていますが、南に開口する横穴式石室は羨道の一部以外はほぼ完存、全長約6mで、物置として利用されていたようです。

石室のすぐ前が漁港

風谷(かんだに)古墳 【管理人推薦】

 小井戸浜古墳のところから東の谷間へ集落を抜けて進むと、北側の南向き斜面に立地しています。径15mの円墳で横穴式石室が南に開口しています。玄室長5.4m、幅2.6m、高さ2.7m、羨道長3.6m以上、高さ1.4mの右片袖式で但馬でも最大級の大型石室です。特に玄室天井は巨大な1枚石で構築されています。六世紀末頃の円山川河口を支配した豪族の墓と思われます。

出持墳墓群

 旧竹野町須谷、竹野公園となりです。竹野川河口から2.5km上流の右岸急斜面に築かれた方形台状墓と古墳20基からなる墳墓群で、2002年に道路拡張工事に伴い、9基が調査されました。このうち、3号墳の二段墓坑第一主体から朝鮮半島製の鋳造鉄斧、鉄剣、鋤先、ヤリガンナ、鉄鏃などの鉄製品が出土、第二主体からは大型の勾玉が出土しました。弥生から古墳時代にかけての墓制の変遷がたどれる墳墓群です。

↑ 墳墓群の立地状況

竹野川を見下ろす3号墳 →


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