埋没古墳をさらに二基発見


■兵庫県西宮市津門大塚町「津門大塚町遺跡」

 2023年2月4日 現地説明会/兵庫県教育委員会 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部

 

 兵庫県立西宮総合医療センター整備の事前調査で、昨年11月に8基の埋没古墳が発見されましたが、今年、さらに2基の埋没古墳が発見されました。ともに一辺14mほどの方墳で、うち、10号墳の周濠から大量の初期須恵器、土師器のほかに韓半島から持ち込まれた陶質土器や鉄器が出土しました。また、併せて古墳中期〜後期の竪穴住居跡を33基検出。古墳群とほぼ同時代であることから、鉄器の加工を行っていた造墓集団の集落と思われます。

9号墳

10号墳

10号墳から出土した陶質土器


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