岡山県津山市北部(旧加茂町)の古墳
津山市加茂町塔中、加茂町歴史民俗資料館東側の丘陵上の墓地にあります。資料館近くから登り道がありますが、古墳裏側のグランドまで車で行け、そこから平行移動で接近可能です。加茂川と倉見川の合流点を見下ろす尾根先端に築かれた径24mの円墳で、大型の横穴式石室が南に開口。全長12.1m、玄室長6.5m、幅2.45m、高さ2.7m、羨道長5.6mの左片袖式で、側壁は小型の石材を高く持ち送り、奥壁はさらに小粒の石材を積み上げています。奥壁前に組合せ式石棺1、その前に左側壁に沿って土師質亀甲形陶棺1、他に玄室内に木棺6、羨道に木棺1が納められ、計22体の埋葬が推定されています。陶棺と出土品は資料館に展示されています。
|
|
|
|
|
|
津山市加茂町中原、加茂町歴史民俗資料館の西約1kmの丘陵先端にあります。資料館から西へ倉見川を渡って、すぐ川沿いに北へ500m進むと、三叉路のところから山を登っていく林道があります。径13.3mの円墳で、横穴式石室がわずかに開口。幅1.5mくらいで、持ち送りのある古めの石室ですが、内部はかなり埋まり、天井石も一部落下しています。
|
|
|
|
津山市加茂町小渕、県道6号線沿いの送水管東側の民家脇から少し登った所にあります。小祠の裏に石室の石組みが露出。薮に覆われて、内部もほとんどわかりません。
|
|