横穴式石室出ました


岐阜県坂祝町深萱「梅替古墳」

 2013年9月21日 現地説明会/岐阜県文化財保護センター、坂祝町教育委員会

 国道21号線バイパス予定地内にあったマウンドを調査したところ、古墳であることが判明し、横穴式石室を発見しました。古墳は斜面に築かれた径20mの二段築成の円墳で、一段目の外護列石の一部と、二段目の葺石が残っていました。横穴式石室は後世の盗掘で天井石と奥壁が破壊されていましたが、それ以外は比較的良く残っていました。全長8m、玄室長4m、幅1mの規模で側壁は小型の石材を積み上げています。出土した須恵器から六世紀後半の築造と思われます。

横穴式石室入口

上段の上部が削られ、石室が露出

現れた横穴式石室

横穴式石室玄室奥壁方向


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