長崎県雲仙市西部(旧愛野町・吾妻町・瑞穂町)の古墳


首塚古墳 【市史跡】

 雲仙市愛野町乙字首塚3566、径10mの円墳で、墳丘は良好に残っていますが、未調査なので詳細は不明です。名前の由来は島原の乱で殺されたキリシタンの首級を埋めた場所説と、江戸時代の一揆の犠牲者を葬った場所説とがあります。

 


一本松古墳 【市史跡】

 雲仙市愛野町甲字鬼塚1329、光西寺の南300m、諌早湾を望む台地先端に築かれた径16mの円墳で、上部が破壊され、複室構造の横穴式石室が露出しています。全長7.1m、後室長3.2m、幅1.9m、前室長1.3m、幅1.2mの両袖式で、敷石があります。1967年に調査されましたが、資料は早稲田大学が所蔵しており、詳細は良くわかって居ません。

丘陵先端の雑木林の奧にある

石室正面

前室から後室

後室

後室奧から

後室の玄門奧から


守山大塚古墳 【市史跡】

 雲仙市吾妻町本村名大塚、鶴田小学校南の水田の中にあります。島原半島で唯一残された現存長66m、後円部径45mの前方後円墳です。現在墳丘上は完全に墓地と化しています。周辺の調査で、葺石、周溝が見つかり、復元長80mくらいとわかりました。出土した土器から四世紀前半頃の築造と思われ、県内最古級の前方後円墳とされています。隣接して丸塚古墳があります。

 


柿ノ本古墳 【市史跡】

 雲仙市瑞穂町岡名、国道251号線沿いの「わーく・うんぜん」南の丘陵先端の墓地にあります。諌早湾を望む丘陵上に築かれた径12mの円墳で、墳丘はほとんど失われ、単室構造の横穴式石室が露出しています。石室は海に向かって北東に開口し、玄室長2m、幅1.4m、羨道長1.6m以上の両袖式です。1970年に採土工事で緊急調査され、鉄製武器類、豪華装飾品などが出土しています。調査後、幸いにも現地保存され、出土品は瑞穂町公民館にあるそうです。

石室正面

玄室

奧から

側面より


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