岡山県瀬戸内市(旧牛窓町)の古墳
■二塚山古墳
旧牛窓町鹿忍、牛窓湾の西側に突き出た半島上の最高所にある全長55mの前方後円墳です。墳丘は現在、笹薮に覆われていますが、西側からわずかに進入路があり、後円部に登ると、横穴式石室の天井石が露出しています。内部はかなり埋まっていて、奥壁の天井部が開口しています。全長12mの左片袖式で、側壁には持ち送りがあります。
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■寒風古墳
旧牛窓町長浜にある国史跡・寒風古窯跡群内にある古墳で、2005年に発掘調査されました。その結果、径6.5mの円墳で、横穴式石室の基底部が確認されました。長さ3.3m、幅1.1mで、床面には須恵器の大甕を割った破片を敷き詰めていました。遺跡は七世紀末〜八世紀初頭の須恵器窯跡で、陶工集団の長を葬った古墳と考えられます。
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■黒島古墳
牛窓町沖黒島の最高所にある全長81mの前方後円墳。
■阿弥陀山古墳群
海を見おろす丘陵上の南向き斜面に50基分布しています。オリーブ園内に数基保存されており見学容易です。
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