前方部に特殊遺構を持つ帆立貝式古墳


福井県若狭町瓜生18-1・脇袋丸山塚古墳

 2012年9月9日 現地説明会/花園大学考古学研究室

 脇袋古墳群(七つ塚古墳群)のうち、丘陵先端に位置する丸山塚古墳が調査されました。これまでほとんど未調査で、墳丘も大きく破壊されているため、墳形も未確定でしたが、前方部の裾の葺石が確認され、全長51〜53mの帆立貝式古墳と判明しました。また、出土した埴輪片から五世紀後半の築造と思われます。前方部の墳丘上からは、2m×3.4mの大きさの陥没が見つかり、木櫃を埋めたような特殊遺構の跡と思われます。土の中から、多数の鉄鏃が出土しました。近くの向山1号墳で実例がある武器武具埋納施設ではないかと思われますが、今回はこれで埋め戻すそうです。

半分削られた後円部

前方部の裾

前方部の特殊施設

特殊施設から出土した鉄鏃


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