熊本県山鹿市菊鹿町の古墳


黄金塚古墳 【市史跡】

 山鹿市菊鹿町米原、城北小学校の跡から南へ約1km、台地を登っていった先の農地東端にあります。径15mの円墳で、圃場整備で調査され、その後現在地へ移築されました。単室の横穴式石室が開口。背の高い穹窿式の玄室です。羨道に向かって右側に小石室が開口しています。内部はとても狭く、目的は不明です。

石室正面

羨道から玄門

玄室奥壁

玄室奥より

羨道向かって右側にある小石室

小石室内部


竜口横穴群

 山鹿市菊鹿町木野竜ヶ鼻、県道37号線沿いにある龍口公民館の裏山の北から東側に掛けての崖面に開口する横穴群で、10基確認されています。道沿いに開口するものは破壊されて状態が良くありません。1号墓に白い円紋らしきがあるらしいのですが、そもそもどれが1号墓かわからず。

道路沿いに開口

最も状態の良い横穴墓


陣の内古墳

 山鹿市菊鹿町下永野、上記の龍口公民館から県道を北へ進むと、丘陵手前の信号交差点の東150m、集落の間に横穴式石室が見えています。古墳へは北側の集落から小堂を目指して接近します。南側が崖で崩落し、羨道はほとんど失われていますが玄室は完存。腰石や玄門には巨石を使用しています。

南側から、丘陵上なので遠くから良く見えている

玄門、切石風の巨大な袖石

玄室奥壁

玄室奥から玄門


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