岐阜県山県市の古墳
■森古墳 【管理人推薦】【市史跡】
旧高富町森、県道79号線沿いにある洞泉寺南西の山裾の墓地にあります。円墳で、横穴式石室が東に開口。全長8.4m、玄室長4.4m、幅1.8m、高さ2.1m、羨道長4m、幅1.6m、高さ1.5mの両袖式で、石材はチャートを使用しています。この地域では最大級の石室です。玄門部の天井が一段低くなっています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
西深瀬の十王橋西200mの戸羽山南裾にあります。アパートの向かいあたりの竹薮に標柱が見えています。大型の横穴式石室が南南東に開口。全長7.3m、玄室長4.6m、幅2.4m、高さ2.4m、羨道長2.7m、幅1.4m、高さ1mの両袖式ですが、側壁がかなり崩れてきているので、内部には入らない方が良いでしょう。石材はチャートを使用し、森古墳よりは持ち送りが急で、積み方も乱雑な印象です。羨道入口には左右に石を立てています。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
旧高富町大桑の県道174号線大桑市場バス停の東300mの尾根先端裾に標識があり、そこから200mほど、山道を進んだ先の南斜面にあります。径10mほどの円墳で、主体部は横穴式石室ですが、現在は埋没しているのか石材が少し見えている程度です。
■大門古墳群 【管理人推薦】【市史跡】
旧伊自良村大門の伊自良中学校裏にあります。18基からなる群集墳ですが、確認できたのは9基で、うち、5基で横穴式石室が良好に残されて整備公開されています。5基の石室は谷間を取り囲むように点在しており、計画的に配置された墓地という印象を受けます。
主要な古墳の分布図
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
山県市佐賀、国道256号線佐賀交差点の北西の丘陵上にあります。円墳ということ以外、説明板などがまったくないので不明です。墳丘裾に石材らしきものが落下しています。
![]() |
![]() |