山形県山形市
■大ノ越古墳 【市史跡】
山形市門伝、とかみふれあいセンターの隣にあります。昭和53年に圃場整備で発見された五世紀後半の径16mの円墳で、周溝が巡っていました。墳頂部に2基の箱式石棺が埋納されていて、そのうち1基が露出しています。単鳳環頭大刀、直刀、鉄剣、馬具、工具、土師器などが出土し、山形県立博物館に展示されています。発見時、古墳はかなり破壊されていましたが、現在は復元されて、古墳公園として保存されています。
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山形市菅沢、国道458号線から「すげさわの丘」という団地に登っていく道路の途中から古墳へ行く道が分岐しています。山形盆地を見下ろす丘陵上に築かれた径52m、二段築成の大型円墳で、周溝が巡ります。主体部は不明で、出土した埴輪から五世紀後半の築造とされています。北側に1号墳、西側に3号墳(ともに【市史跡】)があります。
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